TODAY!に来られる方の中には、園児や小学生のお子さんがいらっしゃるお母さんも少なくない。授乳中にがんが見つかった方もいらっしゃって、バギーを押しながら来られるときもある。

「私ががんになって、子どもがかわいそう・・・」

「子どもたちが、大人になるまで、私は元気でいられますか」

「子どもたちが心配するから、がんのことは黙っていようと思っています」

「子どもの将来が心配で心配で・・・」

このようにおっしゃって、涙ぐむ方もいる。

がんの親を持つ子供をサポートする「ホープツリー」という団体もあるので、必要な方はのぞいてみてほしい。https://hope-tree.jp/

子どもたちにがんのことをどう伝えるか、というメソッドも教えてくれる。

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ママと一緒
そして、ここからは、ママと一緒にTODAY!に来てくれる子どもたちの
リアル!を、少しお伝えしよう。

ママも知らない子どもたちの姿を、曽我おばちゃんがそっとお伝えする。

「子どもにはまだ、がんのことをちゃんと伝えていないんです~」とか、「抗がん剤で髪が抜けることは言えなくて~」とか・・・、ママはおっしゃているが、治療のためのウィッグや下着を選ぶときに、一緒にTODAY!に来られる子どもたちも多い。

小学生ぐらいまでの子どもたちは、ゲームをやりながら、絵を描きながら、本を見ながら、「僕は、私は、知らないことになっていますから・・・」という感じで、われ関せず風に静かに待っていてくれる。

そして、ママがトイレに立ったとき、(ママの知らない)こんな場面が展開する。

「あのー」、子供たちが私に話しかけてくる。

「どうしましたか?」

「おばちゃん、ママに似合うのは、どれだと思う?僕は、これとこれだと思う。」

ウィッグや帽子を指でさす。

「いいですね~、おばちゃんも賛成!」

「僕は、ママの病気のことをよく知らないことになっているから、僕が言ったって言わないで。ママに、これとこれかぶせてみて。」 短い会話だけど、真剣な眼差し。

ママがトイレから出てくると、平然とゲームに戻っている。

ママに、さりげな~く、それを試着していただくと、すごく似合ったりする。

「似合いますね~。素敵!」 ママが笑顔になった!ちらりと彼を見ると、ゲームに夢中の振り。治療の準備が整って、「お待たせ。帰るよ~!」とママに言われて立ち上がり、

次の瞬間、

「ねっ、僕が言った通りでしょ、おばちゃん!」という強い視線。

曽我(心の声)「ほんとだ!さすがママのことわかってるね!ママをたのむよ!」

「わかってるよ!」 テレパシー状態での会話~笑~。

シチュエーションは若干違うけど、こんなことがときどき起こっていて・・・、曽我、ぐっとくるのです。

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また、別の日、こんなことも・・・

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バギーから出て、ママの膝の上に座った小さなお嬢さまは、私の顔をまっすぐ見て、一緒に話を聞いている。ときどき、持参されたお菓子を食べて、お水を飲む以外は、ずっと話を聞いている。言葉もまだ話せないお嬢さまだが、抗がん剤副作用のケアのことだって、ママのことは一言も聞き逃さず知っておきたい!という感じ。熱い眼差し。

「この子、小さいのに、ときどき大人みたいなんですよ。」と、ママも驚いている。

前回TODAY!にいらっしゃったとき、私が「抗がん剤治療中は、正常細胞をスマイルにしてください。‘ニコちゃん’にするイメージですよ!」とお伝えしたのだが、その後、お嬢さまは、ニコちゃんグッズがお気に入りらしい。その日も、ママの用事が終わり、ニコちゃんバッジを差し上げると、ものすご~い笑顔になってバギーに戻っていった。それを見たママも笑顔!smile!

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そう!子どもたちは、どんなときも、ママのことをちゃんと見ている。ママの様子、表情、声、気持ち・・・。隠しても、お見通し。それで、たしかに、不安になったり、心配したり、悲しくなったりすることもあるだろう。

でも、子どもたちは、そこでは終らない。大好きなママをぜったい応援したい!支えたい!一緒にがんばりたい!一緒に学び合いたい!と思っているようだ。

私には、TODAY!に来られる子どもたちが、子どもの姿をした大人以上の存在に感じられることもある。子どもは、ママを、あなたを選んで生まれてきたのだろう。

なにがあっても、どんなときも、あなたと互いに学び合える力を持ったすごい存在。あなたを支え、学び合うために、あなたのお腹に降りてきてくれた天使。

親が子どもたちを心配するのはあたりまえ。でも、「子どもがかわいそうだから、がんのことは秘密にして言わないでおこう!」などと、親たちだけで先回りして勝手に判断すると、子どもたちが置いてきぼりになり、さみしい思いをすることもある。どんなときも、子どもと子どもの人生を尊重することは大切だ。

「ママはぜったい大丈夫!だから応援してね。」とやさしい笑顔で言ってみてほしい。

ママが元気いっぱいのときだけじゃなく、少し弱っているときも、大分弱っているときも、笑ているときも、泣いてしまうときも、頑張っているときも、頑張れないときも、ちゃんと見せてあげると、子どもたちはしっかり感じとり、学び、生きる姿の本当の美しさを知る。それを学ぶために、あなたを選んでくれたのです。

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すばらしい子どもたちに感謝!
そして、どんなときも、信じて、学び合ってください。

これから治療が始まられる方は、こちら↓治療中も、自分らしく働き、生活することを全力で応援中
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