風邪もひかない元気印の私は、33歳のときに、突然乳がんになった。告知後、離婚したり、実家の事情で親とも疎遠になったりして、家族のいないがん患者になった。ドラマにある《家族の愛で支えるがん闘病》とはいかない人もいることを知る。泣いても、わめいても、誰も来ない ...
がん患者生活支援サービス会社・VOL-NEXTの曽我千春が、20万人を超える患者さんと出会って学んだ大切なこと。私はここで、ウィッグや帽子、下着やパッド選びをお手伝いしながら、治療と生活と心の相談をお受けしながら、多くを学び、感じ、私自身も生かされている。困難は幸せの種。「今、ここ」からどう生きるか。