人生の道では、予想外、想定外のことがときどき、いや、次々に起こる。

突然、がんのような病気になったり、大切な人や大事なものを失ったり、職がなくなるとか、経済的に困窮するとか、信じていた人に裏切られるとか・・・、災害も、突然起こる。

ここまで自分なりに、正直に、一生懸命頑張ってきたつもりなのに、なんでこうなるの？次々来すぎじゃないですか？神様はいらっしゃるのでしょうか？と思うような人生道の予期せぬ困難の連続。そのたびごとに、不安になり、怯えて、打ちのめされて、八方塞がりで動きがとれなくなり、心も身体も疲れ切ってしまうこともあるかもしれない。
＜連続！八方塞がり人生劇場＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞ 

そのうえ、ミサイルが飛んでくるかも・・・なんてことがありえていいのだろうか。
原爆ドームと桜 2017 (広島の患者さんから,届いた写真)

日本はそんな国じゃないはず！　と思っても、どれも夢じゃない。こんなシナリオもありですか？

正直、私も、内閣官房・国民保護ポータルサイトで、先週末にアップされた

「弾道ミサイル落下時の行動について（その１）」と「（その２）」を読み、さらに、Ｊアラートのサイレンの再生音を聞いてみたとき、なんとも言えない重苦しい気持ちになった。

え、これ、突然来るかもしれないの！？　

ということで、ポータルサイトの内容だけでは、重苦しい不安だけが残り、よくわからないので、「日本は、これからどうするの？」と思いつつ、

国会中継をインターネットで、ユーチューブで見まくってみた。すると、議員の中には、この大事な時期に、他党の揚げ足取りや足の引っ張り合いみたいな話で時間を無駄に使う人もいて、驚いてしまった。逆に、日本のことを本当に大切に思っている人や党がよくわかり、久々に何時間もいろいろ見続けてしまった(皆さんも、ぜひ、ご覧ください）。

それで、この事態にどうしてよいかわからないほど平和な日本に感謝しつつも、やはり、どうしてよいかわからないで状況を見ているということなのだろうと理解した。

だからって、怯え続けていても仕方がない。人生劇場では、想定外のシナリオが突然渡されることもあるのだ。

＜連続！八方塞がり人生劇場＞の常連役者として、私が最近思うことは、
人生劇場では、「演じきれない役は与えられない」ということ。
いままでも、私自身、「これ無理でしょ！」という役が回ってくることもあったが、なんとかかんとか必死でやっているうちに、なんとかなっていた。

得意な演じ方ができなかったり、はじめに自分が思い描いていたシナリオではなくなることもあったが、新しい演じ方や新たなストーリーのほうが、むしろ味わい深い展開になることも多かったように思う。

だから、「どんなときも、明るく、笑顔で、与えられた役を演じきろう！」と決めている。

そして道を進めると、次々にさらに難しいお題が出て来るようになる。最近は、神様に試されていると感じることさえあるお題の連続！

・・・それでも、笑顔でいられますか、・・・にもかかわらず、優しさを持ち続けていられますか、・・・こんなときにも志を貫けますか、と試される。もうだめ、もうだめ、と弱音を吐きながらも、引きつる笑顔で前進していくと、突然、驚くような 美しい奇跡が起こる！神様は、ちゃんと試し、ちゃんとみていてくださる。人生劇場でしっかり磨いていけるように。私は宗教を持っていないが、最近、はっきりとこう思うようになった。

だから、自分が困難にあって、ぎりっぎりの状態だと感じたときも、想定内なのかもしれない、と思うようになってきた。
ただ、そうは言うものの、その苦しすぎるシナリオの中で、どうするか。
あわてず、あせらず、よくよく目を開け、耳を澄ませ、心を開く。その集中の中では、いろいろなことが、よくわかる。一番見えて、一番聞こえる。

例えば、道の途中、八方塞がりで苦しんで倒れてしまったときも、人生劇場では、いろいろな別の役者が傍らを過ぎていくだろう。
声をかけてくれる人、知らん顔する人、攻め込んでくる人、やさしく傍らにいてくれる人、見守っていてくれる人、助けてくれる人、離れていく人、協力してくれる人・・・。見ず知らずの人でも、黙って通り過ぎない人もいれば、長い付き合いでも、知らん顔していく人、倒れたものには、態度を一変してつばを吐き捨てていく人もいる。・・・よく見ておこう。

倒れているときこそ、よく見える。言葉一つ、心一つ、よくわかる。

誰かが苦しいときに、相手の事情もわからず攻め込む人は、人の魂をも傷つける。傷つけられた人は、絶対に忘れない。一方、苦しいときに、やさしい言葉や心や眼差しをかけてくれる人も、絶対に忘れない。倒れている間に学ぶことは、とても大きい。
そして、この学びは、立ち上がったとき、次の一歩から活かし、現していくことができるのだ。

助けていただいたり、優しさをいただいた人には、感謝して何十倍にもして返そう！
 義理と人情の日本。日本人の魂は、私達の細胞一つ一つの中にもある。

一方、魂を傷つけた人に、仕返しをすれば争いは続く。魂を傷つけた人にも、やさしく愛を持って接することができたとき、なんども体当たりした八方塞がりの硬い壁の上に、軽々と浮かんで、向上し、前進する自分になっているだろう。そうして、私達は、人生劇場のカーテンが閉まる瞬間まで、自分の役割を一つ一つ果たしながら進化向上し続けていく。

昨日も、今日も、

世界中の人生劇場の役者たちが、

それぞれの役を＜愛を持って明るく輝いて＞演じられるように祈った。

私も、あなたも、安倍さんも、トランプさんも、正恩さんも、そうであるように。
 

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