「水が出ました」と、夕方、広島県呉市の患者さんからメールが届いた。断水解除。よかった。
先週、曽我の電話相談をご利用いただいた直後に道路に土砂が流れ続け、Fさんが住む地域は孤立状態になった。無事ですとお電話はいただいていたのだが、コンビニの食料もなくなり、断水になり、不安な日々を過ごしていたことだろう。
私の郷里の岡山県は、「晴れの国」と言われるほどの穏やかな気候のエリアだが、今回の豪雨で倉敷市真備町の水没したニュースの映像に目を疑った。
TODAY!のお客様は、岡山や広島、愛媛、九州、京都などにもいらっしゃる。直接お会いしたことがなくても、治療中の生活ケアグッズのTODAY!通販にお電話いただき、声がすぐ思い浮かぶほど何度もご利用いただいている方もいる。
治療中も、仕事を続けながら、介護をしながら、いろいろなことがありながらも頑張っている皆さんだが、さらに今回の豪雨に見舞われた方は、厳しい現実の中を、どう過ごされているだろうか。無事を願い、一刻も早く普段の生活に戻れるよう祈っている。
西日本豪雨から一週間。先週の金曜日の夜、私は東京から大阪に向かう新幹線に乗っていたが、途中の大雨や河川の増水で大幅に遅延し、新大阪駅に到着したのは午前1時半すぎ。
その後も遅延した新幹線が数本到着し、降りてくる人で新大阪駅は朝のラッシュ時のようだった。
新大阪駅7月7日午前2時前
もちろんその時間では、その先には進めない。ので、用意された休憩列車(新幹線)に再度乗り込むことに。
曽我、顔をむくませながらも、幸いにも休憩列車で朝まで待つことができ、始発の地下鉄で心斎橋へ。午前5時半前に到着できた。
・・・あれ、この普通じゃない感じ、つい最近経験したな、と思いきや、6月18日の大阪北部地震の朝もそうだった!TODAY!心斎橋にいた私は、東日本大震災の時に経験した以来の揺れに動揺しながらも、名古屋での企業研修の仕事に向かうために、新大阪駅に向かった。地下鉄は全部ストップ。心斎橋駅周辺は道路にまで大勢の人が座って地下鉄が動くのを待っている状況。そのとき私の前に奇跡的にタクシーが来て、周りの人と乗り合って、新大阪に向かった。新大阪駅は、ラッシュ時のように人がいて、その中で長い時間、新幹線の再開を待った。
新大阪駅6月18日
一ヶ月もしないうちに、次々に見慣れぬ現実が起こっている。地震、豪雨、噴火、どうなるんだ日本。
しかし、そんな中でも、私たちは前に進むのだろう。
真備町の浸水した家の屋根裏で、迫り来る水に「もうダメか」と思っていた夫婦を、自家用のボートで救出に来た名も名乗らない人たちがいたそうだ。完全に浸水したスーパーから、泥にまみれた物を運び出し、掃除をして、早くも明日の再開に向けて商品の搬入が始まったそうだ。浸水した後の病院で、自らも避難所から通う医療者が、入院患者を守っている。
「水が出ました」とメールをくださったFさんは、水が出て、トイレと風呂を掃除し、明日からは、仕事に行くそうだ。
みんな、それでも、前に進む。
これからも、予期せぬことは起こるだろう。今までにない現実が次々に展開するかもしれない。
それでも私たちは、きっと前に進む。
自分を信じて、人を信じて、助け合いながら、声掛け合いながら、前に進む。どんなときも。
雨上がりの虹に向かって
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